楽打ち保存会 第1回講習会

先日、獅子山八幡宮、楽打ち保存会、第1回講習会を開催いたしました。

楽打ちは、新見市無形文化財に指定されている、神事の1つです。かねに合わせて太鼓を叩き、飛び子と呼ばれる子供達が、舞を舞います。

今回は頭取さん(指導者)たちの勉強会です。

ちなみに今回は、昔のやり方の楽打ちを教えてもらいました。

 

92歳の先輩から若い後輩へのお言葉

 

「全く昔通りでなくてもいい。今、伝わっている楽打ちこそ、正統なものであり、1番素晴らしい。

それはなぜか?

この素晴らしい伝統文化は、これまでのみんなの努力と思いと共に、確実に私の時代から、はるか現代へ繋いだものだから。

自信を持って、それを次世代の子供達に繋げていってほしい。

それが獅子山の八幡さまが1番喜ばれることだと思います。」

 

故きを温ねて新しきを知る

伝統文化を守るとは、どういうことか?

正統な継承とは何か?

心に響く言葉でした。